【金沢】猛攻実らず4度目連敗…サポーター悲痛「ホームで勝ってくれよ!」

スポーツ報知
ホームで敗れ、サポーターにあいさつする金沢イレブン)

◆明治安田生命J2リーグ第29節 金沢0―1岡山(18日・石川西部)

 ツエーゲン金沢は、ホームでファジアーノ岡山に0―1で完封負け。今季4度目の連敗で、順位は14位から15位に後退した。

 これでホームは5戦連続勝ちなし(3分け2敗)。6月16日の栃木戦(2〇0)以来約2か月、白星から遠ざかっている。今季9勝のうち、ホームはわずか2勝と“外弁慶”になってしまっている。

 試合は前半37分、ゴール前で一瞬のスキを突かれるような形で、岡山MF関戸健二(28)に先制の右足弾を許した。金沢も、今季ホーム初先発のMF金子昌広(27)が右サイドで攻撃の起点となり、自らもシュートを2本放つなど、アグレッシブなプレーで反撃。しかし勝利にはつながらず「何とか勝ちたかったので悔しい。最後のところの精度がまだまだ足りない」と反省した。

 後半34分にはルーキーMF島津頼盛(らいせい、19)がボランチで途中出場。ダブルボランチを組むMF藤村慶太(24)とバランスを取りながら、要所で攻め込み、シュートを2本放った。しかし最後まで追い付けず、島津は「できれば点を取りたかった。次、チャンスがあれば点を取りたい」とプロ初ゴールを見据えた。

 シュート数で16対8と圧倒しながら、今季10試合目の無得点。試合後、サポーターからは「ホームで勝ってくれよ!」と悲痛な声が上がった。イレブンは唇をかみ締め、頭を下げた。次戦は25日のアウェー・讃岐戦(18時、ピカスタ)。今季ワーストの3連敗を回避し、勝ち点3を持ち帰る。

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