【岡山】「ベンチもビックリ」関戸V弾で10位浮上

スポーツ報知
前半37分に先制ゴールを決め、笑顔を見せる岡山・関戸(左から2人目)

◆明治安田生命J2リーグ第29節 金沢0―1岡山(18日・石川西部)

 ファジアーノ岡山は、アウェーでツエーゲン金沢に1―0で完封勝利。勝ち点を41に伸ばし、順位は11位から10位に浮上した。

 前半37分、MF関戸健二(28)がゴール前中央で右足を振り抜くと、金沢DFの間を縫うようにして右隅に突き刺さった。その後はホームの金沢の猛攻を受け、シュート数は8対16と倍以上受けたが、持ち前の堅守で無失点に抑えた。

 長沢徹監督(50)は関戸について「もちろんゴールは素晴らしかったが、健二はひたむきさを背中で伝える選手。ボールがないところでの動きが素晴らしい。キーパーソンです。よくやってくれている」と絶賛。ただ、決勝弾については「あの点は『入っちゃったの?』という感じで、ベンチもビックリでした」と苦笑いだった。

 今季3度目の連敗は見事に回避。勢いに乗り、中3日で迎える次戦22日のホーム・徳島戦(19時、Cスタ)で、3度目の連勝を目指す。

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