【仙台】西村拓真、3戦連発で3連勝

スポーツ報知
前半9分、同点ゴールを決め笑顔の西村(左)(右は阿部)

◆明治安田生命J1リーグ第23節 仙台2-1G大阪(19日・ユアスタ)

 ベガルタ仙台は19日、ホームでG大阪に2―1で逆転勝ち。FW西村拓真(21)が3戦連続のゴールで今季11得点目を挙げるなど、この日も攻撃をリード。今季初の3連勝に導いた。

 若きエースが試合の流れを変えた。前半に先制を許し、0―1で迎えた後半9分、MF中野嘉大(25)のクロスを受けたMF奥埜博亮(29)がふわりと浮かせるショートパス。ゴール前に走り込んだ西村が「貪欲に、積極的にゴールを目指す」とこの日も気合十分に、同点弾を決めた。

 西村のゴールで勢いに乗り、ゴールに迫る仙台イレブン。同12分にはMF関口訓充(32)の左サイドからのクロスを、阿部が相手DFと競り合いオウンゴールを誘発し、一気に逆転した。

 チームは15日の湘南戦(4〇1)に続いて、前日の18日は非公開練習で調整し、この日の試合に臨んだ。渡辺晋監督(44)は「勝つ確率を1%でもあげるため。伝統のある強豪に対して、我々は常にチャレンジャーとして戦う」とピッチに選手を送り出し、3連勝という結果でサポーターに歓喜を届けた。

 G大阪には2012年10月6日のホーム戦(2〇1)以来のリーグ戦10試合ぶりの勝利。順位は変わらず8位だが、4位C大阪との勝ち点はわずか1差。上位争いに食らいついていく。(小林 泰斗)

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