【神戸】イニエスタ3戦連続ゴールならずも…ゴールを呼ぶロングパスをズバリ

スポーツ報知
華麗なテクニックを見せる神戸・イニエスタ 

◆明治安田生命J1リーグ第23節 湘南0―2神戸(19日・ShonanBMWスタジアム平塚)

 神戸は敵地で湘南と対戦し、2―0で勝利した。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、来日初ゴールを決めた11日の磐田戦、15日の広島戦に続き、3試合連続でゴールに絡んだ。前半37分に先制点の起点となるロングパスを供給。バルセロナ時代、11年1月8日・デポルティボ戦、同16日・マラガ戦、同22日・ラシン戦以来、約7年7か月ぶりの3戦連発はならなかったが、勝利に貢献した。

 イニエスタは試合後、「とても喜んでいる。難しい試合だったし、自分のゴールはなかったが、大事なのはチームが勝つこと。コンビネーションも良くなっている」と手応えを話した。「上とも迫ってきている。勝ち点3を積み上げられて良かった」と3位までのACL出場権圏内へ、また一歩近づいたことを喜んだ。

 先制点の場面で、イニエスタからロングパスを頭で落としてアシストを記録したFW長沢駿は、今夏、G大阪から加入。合流後、2回ほどしか一緒に練習が出来ていなかったと言うが、息の合ったプレーで決定機を演出した。「(得点シーンは)迷いなく、狙い通りだった。まだお互い分かってもらえていない部分も多いから、確かめながらやった感じ。(神戸のサッカーは)めちゃめちゃやりやすかった。ボールを受けた後のサポートもしてくれたし。でも自分がシュートを一本も打てなかったのは話にならない」と振り返った。また、イニエスタと共にプレーしてみた印象は、との問いに「ボールを持てるし、さばけるし、もっといい関係を作れればいい」と話した。

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