【川崎】小林2発で首位の広島撃破「大事な一戦に勝てたのは大きい」

2018年8月20日6時0分  スポーツ報知

 ◆明治安田生命J1リーグ第23節 広島1-2川崎(19日・Eスタ)

 2位の川崎は勝ち点9差で追う首位・広島との大一番で2―1と逆転勝ち。0―1からエースのFW小林悠(30)が2得点した。負ければVが絶望的に、勝てば首位を“射程距離”にとらえる大一番をものにし、貴重な勝ち点3をもぎとった。磐田FW大久保嘉人(36)が柏戦(ヤマハ)で加入後初ゴールを決め、名古屋FW佐藤寿人(36)に次ぐ史上2人目のJ1・J2通算200得点を達成した。

 0―1から逆転 パフォーマンスを忘れるほど集中していた。1―1の後半32分。PKキッカーはこの日1得点のFW小林。右足で思い切り左を狙い、相手GK林の手をはじき飛ばした。「パトリックが取ったからこそ、自分も絶対取らなきゃいけないって思ってた」。ゴール後は恒例のパフォーマンスはなし。「完全に忘れてました。集中し過ぎてました」。エースが意地の2得点で逆転勝利に導いた。

 試合前に鬼木達監督(44)は「勝ち点自体、3ポイントは変わらない。(いつもの1試合と)同じ勝ち点3だけど、今後の戦い方が大きく変わる」と選手にハッパをかけた。試合途中に小林は前に張らず、中盤で攻撃の組み立てに参加するかどうかMF中村に相談。だが、返ってきた言葉は「DF含めてみんなで最後お前のところまで運ぶから、お前は前で仕事しろ」。得点を奪う仕事に専念させてくれたチームメートの思いに応えるには勝利を呼ぶゴールしかなかった。

 3年連続10得点 3年連続2ケタ得点も達成。小林弾が飛び出せば27戦連続負けなし(22勝5分け)。負ければ勝ち点12の絶望的な数字となるところを6に詰めた。しかも1試合少ない。「大事な一戦に勝てたのは大きい」とエース。1、2位対決を制し、一時は独走を許していた広島の背中が見えてきた。

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