【神戸】イニエスタ、関東初見参でV弾起点

スポーツ報知
前半37分、先制ゴールを決めた神戸・三田(手前)を祝福するイニエスタ(後方中央)らイレブン

◆明治安田生命J1リーグ第23節 湘南0-2神戸(19日・BMWス)

 神戸FWイニエスタが、夏の湘南で躍動した。前半37分、ゴールから約25メートルの距離でFWポドルスキのパスを中央で受けると、一呼吸おいて右足を一振り。山なりのボールをペナルティーエリア右へ送った。これが起点となり、MF三田の先制弾につながった。「いい攻撃の形だった。ゴール出来なかったが大事なのはチームが勝つこと」。3試合連続得点はならなかったものの、得点に絡んで3位・ACL出場圏内へ近づいたことを喜んだ。

 移籍後、関東初遠征。前日18日にずっと乗りたかった新幹線で上京した。大の電車好きで興奮のあまり、インスタグラムに新幹線車中の動画を投稿。すると出迎えのファンが新横浜駅に集結してしまうほどの騒ぎになった。スタジアムには2000年の「湘南ベルマーレ」にチーム名変更後、最多となる1万5351人の観客が訪れた。

 22日の天皇杯4回戦では、FWフェルナンドトーレスを擁する鳥栖と対戦する。イニエスタは「友人プレーヤーとの特別な試合になる」と、“W杯優勝対決”を見据えた。(小又 風花)

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