【磐田】小川航、1か月半ぶり実戦でアシスト

スポーツ報知
1本目17分、左CKを頭で合わせ桜内にアシストした小川航(中央)

◆練習試合 磐田1―0藤枝=30分×2=(20日・ヤマハスタジアム)

 J1ジュビロ磐田が20日、ヤマハスタジアムでJ3藤枝MYFCと練習試合を行い、1―0で勝った。右肩痛のFW小川航基(21)が約1か月半ぶりに実戦復帰。フル出場し決勝点をアシストした。また、藤枝は26日のリーグ再開・秋田戦前最後の練習試合。就任後約3週間の石崎信弘監督(60)のもと、格上に健闘した。

 小川航がアシストで復調ぶりをアピールした。1本目17分、左CKを頭で合わせた。頭をかすめたボールをDF桜内渚(29)が決勝のヘディング弾。同7分には右クロスを体で押し込み、2本目8分にはロングシュートを放ったが、決まらず「1点決めたかった」と反省。名波浩監督(45)は「ゲーム勘はまだまだ。(リーグ戦は)名古屋戦(9・1)からかな」と慎重に見極める。

 U―21日本代表がアジア大会(ジャカルタ)を戦う。小川航は「ちょこちょこ見たり聞いたりしてる。(代表は)攻撃陣は点を取れていない。五輪とW杯に出るためにも(まず磐田で)点を取りたい」。東京五輪エース候補が、完全復帰へ夏の終わりに再スタートした。(山田 豊)

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