【札幌】宮沢、イニエスタ封じで3連勝だ 3万人超えサポーターの後押しも

スポーツ報知
MF宮沢(上)は、MF兵藤と激しく競り合う

 7年ぶりの3万5000人観衆の前で、J1北海道コンサドーレ札幌MF宮沢裕樹(29)が3連勝の主役を飾る。

 29日、札幌・宮の沢での紅白戦で主力組のボランチに入った宮沢は、9月1日の神戸戦でスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)とのマッチアップが予想される。「パスが出せて進入も出来てリズムも作れる。世界トップレベルのすごさは映像で分かっている」とスターの実力は認めながらも、同じピッチに立つ以上、引く気はない。「間違いなく危険な選手だが実際にやってみないと分からない。ゴールから遠ざけてプレーさせるようにしたい」。神戸の軸に決定機は作らせない。

 大観衆の後押しを味方にする。イニエスタ効果もあり29日時点で3万人超えの来場が確定。クラブは「3万5000人も視野に入っている」と見通しを示した。到達すれば4度目の昇格を決めた2011年の最終・F東京戦で記録した3万9243人以来、歴代6度目の3万5000人動員となる。宮沢は「その中で内容のある試合で結果を出せば、また見たいという人も増えるはず」と期待に応えにいく。

 5月にアウェーで対戦した際には警告を2度受け、途中退場となった。0―4で敗れた同戦を思い起こし「一番ふがいなかった試合。その悔しさもあるし、いいサッカーを見せたい」と宮沢。イニエスタを封じ、前回のうっぷんを晴らす。(砂田 秀人)

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