【磐田】桜内、地元弾も白星逃す…敵地でドロー

スポーツ報知
後半10分、先制ゴールを決めイレブンに祝福される桜内(左端)

◆明治安田生命J1リーグ第26節 C大阪1―1磐田(14日・金鳥スタ)

 ジュビロ磐田はC大阪と1―1で引き分けた。後半10分にDF桜内渚チーム主将(29)が先制弾を決めたが追いつかれ、5月5日の13節・柏戦(2〇1)以来のアウェー勝利はならなかった。

 地元でツキが巡ってきたようだった。0―0の後半10分、右クロスをC大阪GK金鎭鉉がファンブル。MF田口が触れた球を、相手GKが弾いたところに走り込んできた桜内がジャンピングボレー弾。改修のため21年まで使用できなくなる金鳥スタ最後の試合で最初にネットを揺らせたのは桜内だった。

 大阪の下町・八尾市出身。「大阪遠征の際に、『地元凱旋ですが』と聞かれるけど特別な思いはないですよ」と笑いながら話す。だが「僕は八尾市で育っているので“育ちが良い”んですわ」と話すほど愛着は強い。

 同33分にCKから同点に追いつかれた。その後、C大阪に猛攻を受け、全員で体を張り続けた。ホイッスルが鳴ると、両軍のイレブンはひざに手をつきぐったり。MF中村が17戦ぶり、FW小川航も16戦ぶり先発で存在感はみせ、収穫のある勝ち点1だった。

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