【C大阪】本拠地改修前最終戦“桜魂”ドロー

スポーツ報知
キンチョウスタジアム改修前の最後の試合を終えて引き揚げるC大阪イレブン(カメラ・渡辺 了文)

◆明治安田生命J1リーグ第26節 C大阪1―1磐田(14日・金鳥スタ)

 2試合が行われ、C大阪は改修前のラストマッチとなったキンチョウスタジアムで、磐田と1―1で引き分けた。後半33分にMFオスマルの一撃で追いつき、J1に復帰した昨季から高い勝率を誇った本拠地で、最後まで負けなかった。鹿島はFW鈴木優磨(22)の今季9得点目となる後半ロスタイム弾で湘南に2―1で勝利した。

 試合終了のホイッスルとともに、C大阪の多くの選手がピッチに倒れ込んだ。両チーム合計26本のシュートが飛び交った一戦は、0―1の後半33分に左CKからMFオスマルのヘッドで追いついた。J1に復帰した昨季からキンチョウスタジアムでの公式戦は24試合で20勝1敗3分け。好相性だった本拠地での改修前のラストゲームを白星で飾ることはできなかったが、最後まで攻め続けて“桜魂”はしっかり刻み込んだ。

 ヤンマースタジアムと併用してきた同スタジアムでは今後、約1万席増設などの改修工事が行われる。ACLも開催できる「桜スタジアム」として2021年シーズンに生まれ変わる予定だ。右足薬指骨折で離脱した日本代表FW杉本に代わって、1トップでフル出場したFW柿谷は「決めるべきところで決めていれば良い夜になった。もうひとつ勝ち切れるようなスタジアムになってくれたら」と新本拠地に大きな期待を寄せた。(筒井 琴美)

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