【広島】格下・鳥栖戦で勝ち点落とす…1試合少ない川崎と6差に縮まる

スポーツ報知
鳥栖に敗れ、肩を落とす(左から)広島・青山、水本、佐々木

◆明治安田生命J1リーグ第26節 鳥栖1―0広島(15日・ベアスタ)

 広島が残留争いを続けている鳥栖に痛恨の完封負けを喫した。序盤からペースをつかめず、前半に放ったシュートは2本だけ。得点ランク2位のエース・パトリックも激しいマークに遭い、城福浩監督(57)は「もう少し自分たちの時間をつくらないと」と反省した。後半31分にはセットプレーから失点。自身のファウルでFKを与えてしまった日本代表DF佐々木は「結果が出ないと意味がない」と肩を落とした。

 首位を独走してきたが、1試合消化の少ない2位・川崎との勝ち点は6差に縮まった。試合前まで今季12戦1敗と無類の強さを誇ってきたアウェーで、通算17勝5敗3分けだった格下に敗戦。日本代表MF青山は「チームがブレないことが一番。自分たちが試されている感じ。どうにか最後つかみたい」とチームに気合を注入した。残りは8試合。最大の試練を乗り越えた先に、3年ぶりの栄冠が待っている。(筒井 琴美)

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