【G大阪】ツネ様采配ズバリ!4バック変更「非常に収穫」逆転勝ちで初連勝

スポーツ報知
後半7分、G大阪・倉田(中央左)が同点のゴールを決め、イレブンと喜ぶ

◆明治安田生命J1リーグ第26節 神戸1―2G大阪(15日・ノエスタ)

 G大阪が神戸との阪神ダービーに2―1の逆転勝ち。宮本恒靖監督(41)の就任後、初めて連勝した。

 J1残留へ希望をつなぐ逆転勝利だ。1点を追う後半、3バックから4バックへの布陣変更がはまり、2得点で逆転勝ち。就任から9試合目で初の連勝となった宮本監督は「システムを変えて、選手たちが元来持つ距離感を思い出した。非常に収穫でした」と、アウェーでの今季初勝利に手応えを感じ取った。

 前半はボールを奪ってもつなぎでミスが出て苦しみ、同35分に失点。後半は4バックに変更し、3バックの一角を務めていたMF今野をボランチに据えた。つなぎのスムーズさが増し、後半7分に倉田が決めて同点。さらに同23分。アジア大会得点王として約1か月ぶりにチームに戻った韓国代表FW黄が「勝利に貢献しなければという気持ちが強かった」と、倉田のラストパスを押し込んで逆転した。

 順位はJ2降格圏の17位のままだが、エースが戻り、そのゴールで今季2度目の連勝をたぐり寄せた。「今、一番必要なものは自信」と今野。その自信を取り戻すきっかけとなりうる勝ち点3だ。(金川 誉)

サッカー

×