【神戸】フアンマ監督、電撃視察…就任会見から一夜明け 精力的に動く

スポーツ報知
関西学生選抜との試合を見守った神戸のフアンマ監督(中)(右はドゥランコーチ)

◆関西ステップアップリーグ 神戸1―0関西学生選抜(18日・神戸ユニバ)

 神戸の新監督に就任することになったフアンマヌエル・リージョ氏(52)が、発表会見から一夜明けた18日、神戸のユニバー記念競技場で行われた関西学生選抜との「関西ステップアップリーグ2018」の試合を“電撃視察”した。フアンマ監督の就労ビザが下りるまでは林健太郎暫定監督(46)が指揮を執ることもあって視察予定はなかったが、同じく新任のドゥラン・ヘッドコーチ(39)らとともに初仕事をこなし、やる気と情熱に満ちた姿を見せた。

 試合直前、大きな水筒を手に関係者席に登場。関係者によると、健康を気にしてかマテ茶が入っており、時折口にしながらリラックスした表情を浮かべた。スペイン代表MFイニエスタら主力は神戸市内で練習。出場したサブやU―18メンバーは大学生相手になかなかチャンスを作れず、苦しい一戦にはなったが、三浦SDらと最後まで見守った。

 新指揮官と前日の会見時にあいさつを交わした林暫定監督は「チームを良くしたいという情熱を感じた」。フアンマ監督の就任は来月になる可能性もあるが「良い流れで引き継げるように努力したい」と現在リーグ8位からの浮上を誓った。(筒井 琴美)

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