【柏】FW瀬川が3戦連続得点もドロー「追加点を取らなきゃだめだった」

スポーツ報知
柏・瀬川祐輔

◆明治安田生命J1リーグ第27節 柏1―1鳥栖(22日・三協F柏)

 柏はホームで鳥栖と対戦し、1―1で引き分けた。FW瀬川祐輔の3戦連続ゴールで先制。だが、後半に失点を許し、勝ち点3を逃した。

 前半40分、縦パスを受けたDF小池龍太が、ペナルティーエリア右からゴール中央にクロスを供給。それに合わせた瀬川が右足で先制点を押し込んだ。瀬川は、横浜M戦(1日・1●3)、清水戦(15日・2●3)に続き、3戦連続の得点だった。

 1点リードで折り返したが、後半7分にコーナーキックから失点。途中出場のFW江坂任が同19分、26分のヘディングシュートなどゴールに迫るも得点は奪えず。終了間際の猛攻も、鳥栖の日本代表GK権田修一の好セーブに阻まれた。

 鳥栖との残留争い対決は、勝ち点を分け合う形で終戦。一時、リードする得点を決めた瀬川は「勝ち点2を失った感じ。失点シーンも相手に押されていたところで、耐えきれなかったのが課題だと思う。それでも追いつかれただけで、負けていたわけではなかった。残り40分弱で自分たちが加点を取らなきゃだめだった」と振り返った。この日、移籍後初めて先発出場した初のケニア人JリーガーFWオルンガと2トップを形成。走り出しの速さや裏への抜けだしが長所の瀬川と、193センチの体格が強みのオルンガだが、お互いの持ち味を生かし切れなかったと課題を挙げ、「共通理解を深めていきたい」と話した。

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