【C大阪】ソウザの劇的な一発で敵地でドロー GKキム・ジンヒョンが“好アシスト”

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ第27節 湘南1―1C大阪(22日・BMWス)

 C大阪が後半アディショナルタイム4分に、MFソウザ(30)の劇的なゴールで追いついた。左CKから、攻撃に参加していた韓国代表GK金鎮鉉(キム・ジンヒョン)の放ったシュートを相手GKがクリアし、そのこぼれ球を左足でねじ込んだ。直後にホイッスルが鳴り試合が終了。執念のドローに持ち込む一発に「先制されたけど、最後まで諦めずに戦った結果。今日のスピリッツはとても良かった」と胸を張った。

 ゴールシーンは、何人もの選手が団子状態になった中から生まれた。その瞬間を、ソウザは「誰も分かっていないんじゃない? 突然ボールが来て、目をつぶってシュートしたよ」とちゃめっ気たっぷりに振り返った。またゴールを“好アシスト”したGK金鎮鉉については「彼のおかげでボールが来てありがたい」と感謝を忘れなかった。

 日本代表FW杉本が試合開始10秒で右肩を痛め、無念の交代。FW高木が前半6分に加わり、システムにも変更が生じるなど難しい状況での試合となった。それでも攻め続け、放ったシュートは全21本。最後の最後でゴールネットを揺らすことができ「対応に戸惑った部分はあったけど、うちは良い選手層がいっぱいいるし、すぐに対応できる」と手応えを口にした。敵地での勝ち点1を加えて、チームはACL圏内にまだ手の届く暫定4位。残り7戦、ひとつも負けられない試合が続く。

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