【神戸】イニエスタ欠場 浦和に0-4完敗

スポーツ報知
大敗に肩を落とすFWポドルスキ(前方)ら神戸イレブン

◆明治安田生命J1リーグ第27節 浦和4―0神戸(23日・埼玉)

 神戸が敵地で完敗しリーグ4連敗となった。足を痛めているスペイン代表MFイニエスタが欠場。林健太郎暫定監督(46)のもと3バックにシステムを変更して臨んだが、守っては今季ワーストに並ぶ4失点を喫し、攻めてもシュートは90分間でわずか4本。2011年以来、公式戦では6戦白星がない“鬼門”で文字通りの「惨敗」だった。

 それでも指揮官は「いろいろ変化のあった1週間だったけど、選手は前向きにトライしてくれた。変化をもたせた中で、優先してやりたいことを踏まえながらトライしたけど、少しうまくいかなかった」と振り返った。本来イニエスタとボランチを組むことの多いMF三田を左サイドで起用したことについては「重要な位置づけでやってもらった。ウチはボールを持ち続けるコンセプトがある。浦和に対して考えたときに、中盤に人数をかけたい、サイドで落ち着かせる役割がほしかった」と説明した。

 スタンドからは三木谷浩史オーナー(53)と新監督のリージョ氏(52)も試合を見守った。そんな中でチームは9位に順位を落とし、目標に掲げるACL圏内がさらに遠ざかった。元ドイツ代表FWポドルスキは「0―4の負けなので言い訳はどこにもない。システムの変更やボールの空気が入っていない、芝が悪いなどの言い訳は通じない。チャンピオンズリーグの話に夢中になって、足元を救われないように気をつけないと」と下位チームも警戒。残り7試合、ここでなんとか踏みとどまりたい。

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