【磐田】山田、天皇杯に闘志燃やす

スポーツ報知
好調を維持する山田(右)

 J1ジュビロ磐田はあす26日、天皇杯4回戦で札幌と対戦(ヤマハ、午後7時)する。24日は磐田市内で約1時間半調整。最後のタイトルへ2年連続8強入りを目指す。

 緊迫感に満ちていた。5対5と8対8の実戦形式の練習では笑顔を見せず、球際までボールを争奪し合った。札幌とは今季公式戦で1勝1分け1敗。実戦練習で得点したMF松浦拓弥(29)は「札幌戦に勝って、チームに勢いをもたらしたい」と意気込んだ。

 22日のリーグ横浜M戦で敗れ、リーグVの可能性は消滅。MF山田大記(29)は「狙えるタイトルは天皇杯だけ。(リーグ戦の次節)湘南戦は(累積で)出場停止なので、天皇杯に出たら良い形で勝ちたい」と闘志。チームは天皇杯で札幌とは通算2勝1敗だが、13年の3回戦(0●1)ではヤマハで辛酸をなめた。当時先発したDF藤田義明(35)は「今年のヤマハでのルヴァン杯も(先発し、2―3で)負けた。僕自身、天皇杯で大舞台に立ったことがないので上にいきたい」。リーグ戦4戦勝ちなしの嫌な雰囲気を吹き飛ばすためにも快勝する。

(山田 豊)

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