【鹿島】首位・川崎との大一番へMF安部「ベスト尽くす」公式戦7連勝の勢いで“天敵”倒す

スポーツ報知
最終調整でボールをコントロールするMF安部裕葵

 ◆明治安田生命J1リーグ▽第29節 鹿島―川崎(7日・カシマスタジアム)

 3位の鹿島は6日、勝ち点11差で追う首位・川崎との大一番に向け、鹿嶋市内で最終調整を行った。

 劇的勝利を飾ったACL準決勝水原三星戦(3日、3〇2)から中3日で迎える一戦。連戦の疲労を考慮し紅白戦は行わず、セットプレーの確認やレクリエーションゲームで約1時間半の練習を終えた。

 川崎は9月のルヴァン杯準々決勝では2戦合計3―1で勝利したが、リーグ戦では4連敗中。4月の対戦では1―4で大敗を喫した“天敵”だ。左サイドでの先発が有力で、この試合を最後にU―19日本代表に合流するMF安部裕葵は「(休息が)3日あれば大丈夫です」と万全。「自分が嫌がる以上に、相手が自分を嫌がってくれたらうれしい。ベストを尽くしたい」と左サイドの攻防を見据えた。

 日本代表FW小林悠とのマッチアップが濃厚なDF犬飼智也は「動き出しがうまい選手。ボールが出てくれば仕留める力がある」と警戒。「(公式戦7連勝の)流れを切りたくない。いろいろな(攻撃の)形があるとミーティングでも共有しているので、試合中にしっかりと把握して対応したい」と意気込んだ。

 また、5日の練習から負傷離脱していた日本代表DF昌子源が部分合流。セットプレーの練習では外れたが、レクリエーションゲームでゴールを決めるなどし、復活をアピールした。

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