【磐田】静岡ダービーワーストタイの5失点で15位後退

スポーツ報知
静岡ダービーのワーストタイ5失点目にうつむく名波監督

◆明治安田生命J1リーグ第29節 清水5―1磐田(7日・アイスタ)

 今季ラストダービーはエスパに軍配―。ジュビロ磐田は清水エスパルスに1―5で敗れた。5戦勝ちなしの磐田は15位に後退した。

 屈辱的な光景が繰り返された。前半わずか50秒。MF上原が清水FWドウグラスに競り負け失ったボールを受けた清水FW北川に先制弾を浴びた。9月22日の横浜M戦(1●2)では同8分、6失点大敗した同1日の名古屋戦では同12分に先制点献上。就任後ダービー初黒星がワーストタイの5失点の名波浩監督(45)は「前半のふがいない内容は僕の責任。サポーターに謝罪しないといけない」と唇をかむ。

 ここ10戦で24失点。昨季リーグ最小の30失点だった守備陣が立て直せない。2点を追う後半6分にMF田口の16戦ぶり得点も、同16分に失点し1―3。さらに2失点を喫した。15位に転落。勝ち点2差のJ1参入プレーオフ圏内16位の名古屋は試合数が磐田より1戦少ない。DF桜内は「清水に悔しさを晴らすには、J1残留するしかない」。5戦勝ちなしで次節は21日、敵地で最下位・長崎戦。5年目の名波ジュビロが正念場を迎えた。(山田 豊)

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