【鹿島】内田が負傷退場で離脱示唆「大事な試合が続くだけに残念」ACL準決&決勝欠場も

スポーツ報知
声援を送る鹿島サポーター(カメラ・岡島智哉)

◆ルヴァン杯準決勝第1戦 鹿島1―2横浜M(10日・カシマスタジアム)

 3年ぶり7度目の優勝を狙う鹿島は、DF内田篤人(30)が負傷退場するアクシデントに見舞われ、横浜Mに1―2で敗れた。

 左太もも裏を痛めた内田はACL準決勝第2戦水原三星戦(24日)の出場が絶望的となり、決勝(第1戦・11月3日、第2戦・10日)に進出した場合でも欠場する可能性が高まった。

 担架に乗せられた内田は、無念の表情でピッチを後にした。後半35分、スライディングを試みた際に左太もも裏を負傷。全治までの期間は11日以降に行う精密検査待ちだが、「何回かやっている場所だからわかる。ここからという時に、チームに迷惑をかけてしまうことになる」と語り、肉離れで離脱する可能性を示唆した。

 14日のルヴァン杯準決勝(ニッパツ)や24日のACL準決勝水原三星戦(水原)の出場は絶望的。診断結果次第ではACLとルヴァン杯で決勝に進出した場合も、ピッチに立つことは厳しいとみられる。ACL準決勝第1戦(3〇2)で決勝ゴールを挙げるなど調子を上げていただけに、チームにとって痛すぎる離脱となる。

 公式戦の負けなしが9戦で止まり、約1か月ぶりの黒星。内田は「ここから大事な試合が続いただけに残念だけど、うちはサイドバックがたくさんいるから」と気丈に振る舞った。

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