【柏】ルヴァン杯はホームで引き分け。公式戦ここ8試合6得点のFW瀬川は「ポジティブに…」

スポーツ報知
後半、攻め込む柏・瀬川

◆YBCルヴァン杯準決勝第1戦 柏1―1湘南(10日・三協F柏)

 柏はホームで湘南と1―1で引き分けた。開始から1分足らずで、ペナルティーエリア左でボールを受けたFW瀬川祐輔が右足で流し込み先制。だがその8分後に失点し「得点直後、5分はもっても10分もたないのが今のチームの課題」。主力のFW伊東純也、FWオルンガが代表活動での不在を、全員が豊富な運動量でカバーしたが、その後の追加点を奪えなかった。湘南にアウェーゴールを1点許し、14日の第2戦は優勝した2013年以来5年ぶりの決勝進出をかけて戦う。

 瀬川は直近の公式戦8試合で6得点とゴールを重ねているが「これが好調と言われなくなるように頑張りたい」と慢心はない。加藤望監督は、試合後の会見で瀬川について「彼のゴール前に抜け出すことだったり、ボールを引き出すという持ち味は、守備から出てきていると思う。守備をした上で、自分が出るスペースを作る、そこでフリーで抜け出すというプレーにつながっている」と攻撃面だけでなく、守備への献身的な姿勢も高く評価した。

 6日のリーグ戦で2位・広島に快勝したが、4年ぶりのルヴァン杯準決勝・第1戦で引き分け。柏は今季、試合で勝ち負けを繰り返していたこともあり、瀬川は「引き分けをポジティブにとらえて、この流れをつなげていきたい」と、リーグ戦の残留争いとルヴァン杯のタイトル獲得に向けて意気込んだ。

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