韮崎2発!初戦突破…名執「うれしい」2発

スポーツ報知
後半31分に2点目を決めた韮崎・名執

◆全国高校サッカー選手権山梨大会第1日 ▽2回戦 韮崎2-0甲府工(13日・御勅使サッカー場)

 開幕し、1回戦5試合と2回戦3試合が行われた。35度目の全国選手権出場を目指す韮崎は甲府工を2―0で下し初戦を突破。MF名執龍一(2年)の2発で、5月の県総体準々決勝で敗れた相手にリベンジを果たした。駿台甲府は巨摩を8―0で退けた。

名執嬉し2発 冷静に、左足を振り抜いた。韮崎・名執が後半31分、ゴール前でボールを受けると切り返しで相手をかわし、シュート。前半29分の先制点に続く2点目をあげ、「うれしいです」と喜んだ。

 今夏の全国総体県予選後にボランチからFWへコンバートされ、2トップの一角として先発。「高1の頃に(FWは)やったりもしたので」と得意のドリブルで駆け上がり、何度も甲府工ゴールへと迫った。

 この日、スタメンは1、2年生が8人。ゲームキャプテンのMF杉田隼也(3年)が「自分たちが(1、2年生を)支えながら、チームが勝つことが大事」と話す。名執は「試合に出られない先輩たちと同じ思いで戦わないと、結果もついてこない」と“責任”を口にした。県総体の雪辱を果たし、市川―甲府商(14日)の勝者との3回戦(20日)進出を決めた。古豪を率いるストライカーは「目標は優勝です。得点王も狙いたい」と頼もしかった。(古川 浩司)

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