【金沢】松本に公式戦10連敗…初の昇格PO進出大ピンチ

スポーツ報知
完封負けで連勝が3でストップした金沢イレブンは、歓喜の松本サポーターをバックに悔しそうな表情を見せる

◆明治安田生命Jリーグ J2第37節 金沢0―2松本(14日・石川県西部緑地公園陸上競技場)

 ツエーゲン金沢は、ホームで松本に完封負けを喫し、連勝は3でストップした。順位は12位のまま。首位に浮上した松本には、公式戦でJFL時代の2010年から11戦勝ちなし(1分け10敗)で10連敗となった。

 前半21分に松本のU―21日本代表FW前田大然(20)に先制弾を決められると、同37分にはMF藤田息吹(27)に今季初ゴールを許した。

 後半は攻勢に出たが、松本の守備陣を突破できず、最後までゴールが遠かった。

 柳下正明監督(58)は「松本は個で力のある選手が多いし、チームとして動き出すタイミングであったり、動くスピードが我々よりも速い。セカンドボールへの準備も、金沢よりもできていた」と振り返った。

 今季も残り5試合。J1参入プレーオフ(PO)出場圏の6位・横浜Cとの勝ち点差は14で、初のPO進出には最低でも全勝するしかなくなった。

 次戦は19日の金曜日開催でホーム・愛媛戦(19時、石川西部)。2月25日のアウェーでの開幕戦で破った相手から、再び勝ち点3をゲットする。

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