【仙台】MF野津田、トーレスとの初対決に興奮「同じピッチに立てることは想像もできない」

スポーツ報知
真剣な表情でピッチを駆け回る野津田(右)

 ベガルタ仙台は18日、ホーム・鳥栖戦(20日14時、ユアスタ)に向け、仙台市・紫山サッカー場で実戦を中心に練習。MF野津田岳人(24)は憧れの元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(34)との初対決に気持ちを高ぶらせた。

 この2週間、特に攻撃連係の練習に力を入れてきた。中盤の要の一人として、様々な選手との組み合わせを試しながら、動きは洗練されてきた。野津田は「連係の部分は誰と組んでもいい形でできるようになってきた。(成果を)試合で出したい」と自信をのぞかせた。

 強豪・スペイン代表のサッカーに憧れを抱く野津田にとっては、トーレスはヒーロー的存在の一人。前回のアウェー・鳥栖戦(7月22日、1〇0)では、負傷離脱中で試合に出られず、代表通算110試合出場38得点のレジェンドとは、念願の対決。野津田は「トーレス選手と同じピッチに立てることは想像もできないことだった。試合が楽しみです」と目を輝かせた。

 今季リーグ戦はあと5試合。11月10日のアウェー・広島戦には期限付き移籍の契約で出場できないため、残り4戦に力を尽くす。「悔いの残らない試合をしていきたい。上位をつかみにいきたい」と野津田。仙台は現在7位(勝ち点42)で、5位・札幌との勝ち点差はわずか2。ピッチを精力的に駆け回り、上位進出に貢献する。(小林 泰斗)

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