【金沢】愛媛とドローで初の昇格PO進出消滅…勝ち点60目指す

スポーツ報知
積極的に攻め上がった金沢FW垣田(右)

◆明治安田生命Jリーグ J2第38節 金沢0―0愛媛(19日・石川県西部緑地公園陸上競技場)

 ツエーゲン金沢は、ホームで愛媛と0―0のスコアレスドローに終わった。順位は暫定で12位のまま。

 勝ち点を50に伸ばしたものの、残り4試合でJ1参入プレーオフ(PO)出場圏の6位・横浜C(勝ち点63)との勝ち点差は13。全勝でも勝ち点62止まりのため、昇格の可能性が消滅した。

 試合はFW垣田裕暉(21)が両軍最多4本のシュートを放つなど、攻撃陣が積極的にゴールに迫ったが、愛媛の4バックを崩せなかった。

 垣田は「決められるところで決めないといけない」と反省。ボランチのMF梅鉢貴秀(26)は「守備はしっかりコントロールできていたと思う」と無失点に手応え。攻撃についても「相手からボールを奪って、ショートカウンターにつなげられた場面がたくさんあった。もっとシュートで終われるようになれば」と、収穫を口にした。

 クラブ初のPO進出は逃したが、開幕当初、目標に掲げた勝ち点60には3勝1分けペースで到達できる。2桁ゴールへあと2得点の垣田は「いい準備をして、残り4試合、勝ちを目指していきたい」と前を向いた。次戦28日のアウェー・福岡戦(14時、レベスタ)から、最後まで負けられない戦いが続く。

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