【磐田】大久保、単独2位対戦28チーム弾だ

スポーツ報知
シュートを放つ大久保

 J1ジュビロ磐田のFW大久保嘉人(36)が19日、プロ入り後初の“地元凱旋弾”を誓った。この日夜、名古屋が勝ったためチームは現在16位。あす21日の最下位・長崎戦(午後4時・トラスタ)で、大久保が初対戦となる長崎から得点すればJ1得点クラブ数が28となり浦和FW興梠慎三(32)に次ぐ単独2位になる。

 国見高3年以来の凱旋弾へ胸が高まる。磐田市内で約1時間調整したこの日は右足でネットに突き刺すなどアピール。「長崎ではプロに入って初の公式戦。諫早(トラスタ)は中学時代からプレーして、めちゃくちゃ思い出がある。得点すれば高3以来。高校時代、Jリーグの応援も行ったし、変な感じ」。02年5月12日のJ2・C大阪在籍時、大分と故郷で対戦したが、その時は出場停止だっただけに、感慨はひとしおだ。

 現在、対J1得点クラブ数はG大阪MF藤本淳吾(34)らと並ぶ27クラブの2位タイも「クラブ数よりもJ1通算ゴールの方が大事」と笑う。長崎はDF徳永悠平(35)ら国見高の後輩も所属。大久保が中高を過ごした地で磐田を救う。(山田 豊)

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