【神戸】イニエスタ2点の起点も…泥沼の7戦連続白星なし

スポーツ報知
元スペイン代表の神戸MFイニエスタ

◆明治安田生命J1リーグ第30節 川崎5―3神戸(20日、等々力陸上競技場)

 元スペイン代表MFイニエスタ(34)、元ドイツ代表FWポドルスキ(33)擁する神戸は、昨季王者・川崎との打ち合いに3―5で敗れ、7試合連続勝利なしとトンネルから抜け出せなかった。「サッカーでも人生でも浮き沈みはある」と泰然自若でピッチに立ったイニエスタは0―1で迎えた前半15分、フワリと浮かせた絶妙なパスをペナルティーエリア内に送りFWポドルスキが頭で折り返すと、川崎DFがクリアをミスしてオウンゴール。同28分にはイニエスタのパスを受けたポドルスキがダイレクトでFW古橋にパス。反転した古橋がペナルティーエリア手前から右足を振り抜き勝ち越しに成功。同35分にはポドルスキの大きなサイドチェンジからMF三田が決めて3点目を決めた。

 7試合ぶりの勝利へ勢いに乗ったかに思われたが、その後、川崎の猛攻を食らい守備が崩壊して屈辱の5失点。9月17日に就任したスペイン人のリージョ監督(52)も1分け1敗と勝利は遠い。

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