【G大阪】ツネ様、好采配 6連勝で“残留王手”

スポーツ報知
後半41分、勝ち越しのゴールを決めたG大阪・小野瀬(左)

◆明治安田生命J1リーグ第30節 G大阪2―1横浜M(20日・パナスタ)

 G大阪は宮本恒靖監督(41)の“神采配”がズバリとはまり、3年半ぶりの6連勝で10位に浮上した。1点を追う後半、あえてベンチスタートとした韓国代表FW黄、アデミウソンを立て続けに投入。同26分にアデミウソンのアシストから黄が同点弾、同41分にアデミウソンを起点にMF小野瀬のJ1初ゴールで逆転した。指揮官は「後半勝負という中で、攻撃を活性化する狙いでした」と納得の表情を浮かべた。

 J1最多52得点の攻撃力を誇る横浜Mに対し、前半は3バックで守備的な戦いを選択。相手の攻撃が落ちる傾向のある後半、慣れた4バックに変更し、更に得点力のある2人を投入して勝負に出た。元日本代表MF今野は「これだけ狙い通りの試合ができるとは思わなかった。最高の気分です」。7月に就任した若き指揮官の下、怒とうの連勝で勝ち点は39。残留ラインといわれる勝ち点40まで、あと1と迫った。(金川 誉)

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