【神戸】イニエスタがアシックスとアドバイザリー契約　「世界でもトップレベルのシューズ」

　スポーツメーカー大手「アシックス」は２２日、神戸の元スペイン代表ＭＦアンドレス・イニエスタ（３４）とアドバイザリースタッフ契約を締結したことを発表した。契約は１０月１日からで、スパイクをはじめ商品に対する開発面でのアドバイスに加え、広告やカタログなどにも登場する。都内で発表記者会見を行ったイニエスタは「自分にとって、アシックスと踏み出した１歩は喜ばしいことですし、大きな責任を感じている」と話した。

　使用するスパイクは、「ＤＳ　ＬＩＧＨＴ　ＸーＦＬＹ４」をベースにしたオリジナルモデル。素足感覚に近いフィット性が高いのが特長で、色は白地に神戸のチームカラーであるクリムゾンレッドをあしらっている。「履き心地が素晴らしい。世界でもトップレベルのシューズができあがったと思っている」と笑みをみせた。

　日本に来てから約３か月が経過。印象的なシーンには８月１１日の磐田戦で挙げたＪ初ゴールを挙げた。「ホームで決めたファーストゴール。あのような特別な経験を残せるように、今後もベストなプレーを見せていきたい」と意気込んだ。

　また日本という国については「素晴らしい国。今は神戸という街をよく知ろうとしている。大阪や奈良や京都にも行きましたが、まだまだ時間を掛けてたくさん見ていきたい」と好印象を抱いていることを明かした。