高岡第一、初V王手!大矢達が痛み押し2得点の起点に…高校サッカー富山大会

スポーツ報知
ボランチ、キッカーとして勝利に貢献した高岡第一・大矢達(中)

◆第97回全国高校サッカー選手権富山県大会▽準決勝 高岡第一3―0富山工(3日、小矢部市陸上競技場)

 高岡第一が富山工に3―0で完封勝ちを収め、全国高校サッカー選手権(12月30日開幕、埼玉スタジアムなど)初出場に王手をかけた。

 1年生のMF山本優太が前半1分と20分にゴールを決めるなど、前半で3点をリード。山本のゴールはいずれもMF大矢達輝(3年)のCKが起点となった。

 大矢達は「始まって早々に点を取れて良かった。キックには自信があった」と胸を張った。10月27日の富山東との準々決勝で、相手選手と交錯。額を6針縫う裂傷を負った。この日は頭に包帯を巻き、「まだちょっと痛い」と言いながらも、キッカーだけでなくボランチとして攻守に奮闘。チームの4年ぶり3度目の決勝進出に貢献した。

 10日の決勝(12時5分、富山県総合運動公園陸上競技場)では4連覇を狙う富山第一と対戦する。6月の高校総体県決勝では0―1で敗れた。大矢達は「やっとリベンジできる。決勝でも点に絡みたい。アシストもそうだし、チャンスがあればゴールも狙う。絶対に勝って全国に行きたい」と、闘志を燃やした。

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