【横浜C】カズ「第二の能活を作って」引退表明の“同志”にエール

2018年11月6日6時5分  スポーツ報知
  • 97年フランスW杯アジア最終予選のカザフスタン戦で整列する三浦とGK川口(左)

 横浜CのFW三浦知良(51)は5日、今季限りでの現役引退を表明した元日本代表GK川口能活(43)=相模原=にねぎらいの言葉をかけつつ、「第二の能活を作ってほしい」と指導者人生へのエールを送った。

 数多くの思い出を懐かしむように目を細めたカズは「まだ若いですし、能活のサッカー人生も続くと思う。第二の能活を作ってほしいし、彼みたいなGKが出てきてほしい」。横浜市内で練習後、日本サッカーをけん引してきた“同志”にエールを送った。

 正式発表直前に報告を受けた。4日の大分戦直後。電話が鳴った。常日頃から「カズさんは日本サッカー界の宝」と語る川口からだった。

 川口「先にユニホームを脱ぐことを決めました。申し訳ありません」

 カズ「GKとしては初めて欧州に挑戦(01年10月からポーツマス=英=とノアシェラン=デンマーク=で約3年半プレー)して、皆が能活の背中を見てきた。その経験を生かして、世界に出て行くGKを作って下さい」

 Jリーグでは難敵、代表では頼れる仲間として競い合ってきた。「PKでは能活を意識して思い切り蹴ったし、代表では04年のアジア杯。ヨルダン戦のPK戦は今見ても鳥肌が立ちますね」と振り返った。鉄壁のように立ちはだかった守護神を知るからこそ、今の日本に「第二の能活」を求めるのかもしれない。

W杯出場わずか3人J1も外国人が席巻 日本が出場したW杯6大会でピッチに立ったGKはわずか3人。今季のJ1では韓国人を中心に7クラブの正GKが外国人と、新たな人材が台頭していないのが現状だ。この日は非公開で練習した川口本人も、指導者になる意向を持つ。“能活2世”が日本のゴールマウスを守る日は、必ず来るはずだ。(田中 雄己)

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