【磐田】小川航、大南、伊藤がU21代表に同時選出 11日からUAE遠征へ

スポーツ報知
ヘディングをする小川航(中央)とボールを追う大南(左)

 東京五輪を目指すサッカーU―21日本代表のUAE遠征(11日~21日)メンバーが7日発表され、J1ジュビロ磐田からFW小川航基(21)、DF大南拓磨(20)、MF伊藤洋輝(19)が選出された。昨秋に東京五輪指揮官に森保一監督(50)が就任以降、3人以上が同時に選ばれるのは初。U―23ウズベキスタン、同クウェート、同UAEとの対戦を経て定着を目指す。

 チームの2部練習の午後のトレーニング開始直前、ジュビロトリオに吉報がもたらされた。磐田市内での計約3時間の練習後、3人のU―21代表入りに名波浩監督(45)は「日の丸をつけての遠征や合宿は、普段の練習より得るものが多い」と口元を緩ませた。

 5月のトゥーロン国際(仏)以来の同代表招集となった小川航は「海外の大きな選手とやる経験は大事。ただ、(FWは)得点が全て」と意気込んだ。8月のアジア大会(ジャカルタ)で準優勝に貢献した大南は「アジア大会で成長できた。やってやろうという気持ち」。また、1日までU―19日本代表としてアジア選手権(インドネシア)に出場し、来年5月のU―20W杯(ポーランド)出場権を獲得した伊藤は、1月のU―23アジア選手権(中国)以来の“飛び級選出”に「東京五輪まで2年しかない。ボール保持からゴールに迫りたい」とアピールを誓った。

 UAE遠征合流は次節F東京戦(10日・味スタ)の後。前節広島戦(3日、3〇2)でリーグ初得点を決めた小川航は「F東京戦はチャンスをもらえたら、能力を発揮したい」と、弾みをつけるつもりだ。(山田 豊)

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