【札幌】ACL圏外4位変わらず 自力進出消滅 宮沢主将「残り勝てば何かが起きるかは分からない」

2018年11月11日6時5分  スポーツ報知
  • 後半ロスタイム、頭を抱える札幌・ペトロヴィッチ監督(カメラ・宮崎 亮太)

 ◆明治安田生命J1リーグ第32節 札幌1―2浦和(10日・厚別)

 目標達成はまだ諦めない! 北海道コンサドーレ札幌はホームで浦和に1―2と惜敗。順位は4位のままで、ACL出場圏内の3位再浮上はならなかった。前半6分に先制されて後手に回る展開に。同25分にDF進藤亮佑(22)の得点で追いついたが、その10分後に勝ち越しを許した。勝ち点積み上げはならなかったが、相手ゴールを脅かした後半の戦いに悲壮感はない。残り2戦での逆転3位以内突入を信じ、連勝だけを狙っていく。

 最後まで、勝利だけを追い求めた。後半ロスタイムに自陣で得たFKの場面で、GK具聖潤(24)がゴール前まで上がって行った。同点へ見せた執念も、相手にクリアされ、望みはついえた。1―2の敗戦で逃した、ACL出場圏内となる3位の座。鹿島に勝ち点差1と、自力での突入が消え、宮沢裕樹主将(29)は「結果が出なかったのは残念」と4試合ぶりの黒星に悔しさをあらわにした。

 奪われた先手が、重くのし掛かった。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(61)が「選手に硬さがあり、入りが良くなかった」と言ったように、相手の速いプレッシャーを受け、勢いを封じられた。今季最速タイとなる前半6分に喫した失点に、宮沢は「1失点目は早過ぎた」と後手に回る展開を悔いた。

 結果は敗戦。だが、手応えを得る45分もあった。ペトロヴィッチ監督は「後半のような戦いを前半からできれば、結果は違っていた」と振り返った。システムを2トップに変えて、マークする選手を明確にして、相手の自由を奪い、決定機は作った。シュート数も9対5と、後半の主導権を握ったのは明らかに札幌。屈辱を晴らすための収穫は得ている。

 残り2試合に勝っても、鹿島が連勝すれば3位にはなれない。ただ、誰一人、気落ちはない。宮沢は「残り2試合に勝てば、他にも重圧をかけられるし、何が起きるかは分からない。チャンスはまだある」と前を向いた。8位・C大阪まで可能性があるとはいえ、3位と勝ち点差1の札幌が、最も逆転に近い位置にいるのは確かだ。次節の24日・磐田戦へ、ペトロヴィッチ監督は「いい準備をして、ベストを尽くしたい」と逆転への礎を築いていく。(砂田 秀人)

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