【川崎】助っ人に頼らず「日本人中心」で築き上げた“川崎流”

2018年11月11日6時5分  スポーツ報知

 ◆明治安田生命J1リーグ第32節 C大阪2―1川崎(10日・ヤンマー)

 バルサでもレアルでもない。川崎は「川崎流」で頂点に上り詰めた。12~16年に率いた風間八宏監督(現名古屋監督)が100%のボール支配を目指して磨いてきた究極の攻撃は、さらに進化を遂げている。「ボールを持って強気に相手ゴールに迫る。その脅威がないと僕らのサッカーは成立しない」とDF谷口。14年ブラジル、18年ロシアW杯で世界のトレンドとなりつつある「走るサッカー」と同じ方向には進んでいない。

 ボール支配率を高めるパスサッカーという意味では、スペインの強豪バルセロナに似ている。だがバルサのエースはスペイン人ではなく、アルゼンチン人のメッシやウルグアイ人のスアレス。川崎は今季、オウンゴールの2点を除く51得点のうち、90.2%を占める46得点を日本人が決めている。FW小林、MF中村、家長、阿部ら主力は日本人だ。

 「昔のフロンターレは前線にジュニーニョら外国人がいて、個で完結できる選手がいたからそれで良かった。今は連動してチームとして戦っている。ちょっとやそっとでは崩れない」とFW小林。総得点に占める日本人の得点の割合は、連覇を果たしたこの2年だけ90%を超えた。日本人が中心となって究極のサッカーができる川崎のスタイルは、まさに独特だ。

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