【川崎】地域に根付き、連覇達成…今季はホーム12戦が完売

スポーツ報知
リーグ2連覇を達成し、シャーレを掲げる川崎・中村

 連覇を達成した川崎フロンターレのホームタウンの川崎市は人口150万人を突破した。初優勝した2017年に「川崎川柳」を市民から募集した。1万6000以上の川柳が集まったが、そのうち川崎フロンターレにまつわるものが1000を超えた。その中には「ありがとう 泣いてる憲剛に ありがとう」、「涙って こんなに出るのか 等々力よ」、「夕食中 フロンターレだけは 見てよし」といったものもあった。地域密着を目指すフロンターレが確実に市民に浸透している証しだった。

 今季はここまでリーグ戦のホーム17戦のうち16戦を開催。そのうち12戦が完売の人気ぶり。1試合平均では昨季の2万2112人からさらに増え、2万3165人と観客数も増えている。「自分たちのサッカーに期待してくれている。それが完売の試合数に表れている」とMF中村。「日本で一番魅力あるサッカーをしよう」と鬼木達監督(44)はシーズン前に話した。連覇という成績もそうだが、ピッチ外でも選手が様々なイベントに参加し、確実に地域密着は根付いている。シーズン終了後には昨季も行った優勝パレードが再び計画され、多くのファンが沿道を埋め尽くすことが予想されている。

サッカー

×