【鹿島】悲願のアジア初VでJクラブ最速の20冠達成!

2018年11月11日6時0分  スポーツ報知
  • 前半、ゴールを狙う鹿島・鈴木(共同)

 ◆アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦 ペルセポリス0―0鹿島=2戦合計2―0=(10日・テヘラン)

 【テヘラン(イラン)10日=岡島智哉】第1戦を2―0で折り返した鹿島は、敵地での第2戦でペルセポリス(イラン)と0―0で引き分け、2戦合計2―0とし、クラブ史上初のアジア制覇を成し遂げた。主要タイトル(Jリーグ、ACL、ルヴァン杯、天皇杯)の合計でJクラブ最速の20冠を達成。日本勢の優勝は通算4度目で、昨季の浦和に続き2連覇となった。

 日本の常勝軍団が、ついにアジアの頂点に立った。鹿島は第1戦での2点リードを生かし、前半は押し込まれながらも0―0。後半も堅実な試合運びで相手に得点を許さなかった。「(決勝に)たどり着くだけじゃダメ。勝ちます」。2003年から選手、コーチ、監督として鹿島に在籍し続ける大岩剛監督(46)は試合終了と同時に両手を広げてコーチ陣と抱き合い、歓喜に酔いしれた。

 会場内のアナウンスでは、集まった観衆は10万人。試合開始4時間前に超満員となった。選手がウォーミングアップを終えると、人気アーティストが会場を盛り上げ、イランカラーの花火も上がった。民族楽器の「ブブゼラ」の音や怒声に近い声援が飛ぶ中、会場に駆けつけた221人の鹿島サポーターの声援を背に、90分間戦い抜いた。

 過去のACL最高成績は8強。国内タイトル獲得数を順調に積み上げながらも、アジアでは決勝トーナメント(T)の初戦すら突破できず“内弁慶”と揶揄(やゆ)され続けた。

 だが今季はアジア王者になるだけの地力を備えていた。1次リーグを突破すると、決勝T1回戦で元ブラジル代表FWフッキ、MFオスカルらを擁する金満集団、上海上港(中国)に勝利。準々決勝・天津権健(同)ではアウェー戦が急きょ天津からマカオに会場変更され、当地に台風が直撃するアクシデントに遭ったが、2戦合計5―0の圧勝で勝ち上がった。

 激闘となった水原三星(韓国)との乱戦(2戦合計6―5)を経て、ついにたどり着いた決勝の舞台。第1戦でMFレオシルバ、FWセルジーニョが挙げた2点を守りきった。

 DF昌子が「運命的なものを感じる」と話すように、喉から手が出るほど欲しかったACLのタイトルでクラブ通算20冠を達成した。鹿島が悲願のタイトルを手にした。

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