川口能活、ロシアW杯で引退決断「僕が代表にいた時よりも世界で戦えるレベル」

スポーツ報知
引退会見を行った相模原・川口能活(カメラ・竜田 卓)

 今季限りでの現役引退を表明したJ3相模原の元日本代表GK川口能活(43)が14日、神奈川・相模原市内で引退会見に臨んだ。

 ◆能活に聞く

 ―引退を決めた理由は?

 「この1、2年はプレーを続けるか辞めるかで揺れていた。ロシアW杯をはじめ、各年代の日本代表の戦いぶりを見て、僕が代表にいた時よりも世界で戦えるレベルになってきている。そこに、違った形で貢献したい気持ちが強くなった」

 ―代名詞のビッグセーブ。忘れられないものは?

 「アトランタ五輪のブラジル戦。ロベルトカルロスのシュートをキャッチした瞬間。もう一つは、ドイツW杯のブラジル戦。ジュニーニョのシュートに指先一本で触れたが、少しでも位置がずれていたら、折れていたかもしれない。その1つ、いや、2つ(笑い)が忘れられない」

 ―もう一度やるなら、どのポジションがいいか?

 「GKですね。GKの練習が好きでしたし、(サッカー漫画のキャプテン翼の)若島津君や若林君が格好良いと思ったし。動きの速さやジャンプ力で上背がないというコンプレックスを克服しようとしてきた。努力するためのエネルギーを学ぶことができた」

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