前園真聖、引退の川口能活へ「マイアミの奇跡は能活がいなかったら成し遂げることはできなかった」

スポーツ報知
川口能活

 元サッカー選手でタレントの前園真聖(45)が14日、自身のブログを更新。1996年のアトランタ五輪で共に日本代表として戦い、今季限りでの現役引退を表明したJ3相模原の元日本代表GK川口能活(43)への思いをつづった。

 川口は14日に神奈川・相模原市内で引退会見に臨んだ。この会見を受け、前園は「川口能活」と題したブログで「能活自身の言葉で引退発表を聞くまで待っていました。まずはお疲れ様。共に戦った戦友が現役を退くのはやっぱり少しさみしいです…」とねぎらった上で「僕はW杯のピッチに立つことはできなかったので、サッカー人生の中でいちばんの実績はアトランタオリンピックです。28年ぶりに仲間と一緒に世界の扉を開いたアジアの戦いは、僕にとっては一生忘れられない出来事です」とアトランタ五輪へ思いを馳せた。

 さらに「僕が恐れずゴールだけを目指してプレーできたのは、チームの仲間と共にいちばん後ろでゴールを守る能活がいたからでした。厳しいアジアの最終予選も能活のセーブで幾度となくチームは救われました。そして、マイアミの奇跡は能活がいなかったら成し遂げることはできなかったです。素晴らしい数々の試合を能活と一緒に戦えたことに感謝です。まだリーグ戦は残っていますが、最後に能活がピッチに立つ姿を楽しみにしています。本当に、お疲れ様」とつづっていた。

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