【神戸】ポドルスキが小学校訪問 サッカー少年に「日本のポドルスキと思って」金言授ける

スポーツ報知
魚崎小学校を訪問したポドルスキ(中央)は6年生200人と記念撮影

 神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(33)が15日、チームの学校訪問事業「GOAL for SMILE」の一環で、神戸市立魚崎小学校を訪問した。同校の6年生約200人に大歓声で出迎えられたポドルスキは「子どもたちはすごく大事。こうして出会えたのもラッキーだし、力になれることがあれば喜んで力になりたいね」と笑顔であいさつ。生徒からの質問コーナーでもひとつひとつの問いに丁寧に答え、予定よりも多くの質問に答える対応の良さも見せた。

 サッカーをしている男子児童の「同じ左利きのFWですが、どうしたら点を取れるストライカーになれますか」という問いに対し、「“日本のポドルスキ”と思ってやればいつでも点を取れます。大事なのはいつもボールと一緒にいて、しっかりトレーニングもすること。僕も友達といるときもずっとボールを持って、楽しんでサッカーをしていた。運やタイミングもあるけど、それを続けていけば自分の道は開けてくる。毎日毎日楽しんでやることが大事。左利きのストライカーってだけで、50%は成功に近付いているよ」と真剣な表情で回答。金言に生徒たちからは「おお~!」という歓声が挙がった。

 代表児童に贈呈された記念ボードを持って記念撮影を行った後は、生徒たちがサイン欲しさに周囲に殺到。もみくちゃ状態となり、予定になかった即席のサイン会も行った。ほぼ全員の生徒に加えて教員にもサインをプレゼント。制服のポロシャツにサインを書いてもらう男子児童もいた。昨夏の来日後初めてとなった小学校訪問は大盛況に終わった。

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