羽黒は龍谷と対戦 星野主将、県予選無失点の守備で昨年大敗の「借りを返す」

スポーツ報知
抽選を終え握手する羽黒・星野主将(左)と龍谷・黒木主将

 第97回全国高校サッカー選手権(12月30日開幕、埼玉スタジアム2002他)の組み合わせ抽選会が19日、都内で行われた。2年連続7度目出場の羽黒(山形)は、初戦となる2回戦で初出場の龍谷(佐賀)と対戦が決定。DF星野竜弥主将(3年)は「力の差はないと思っている。勝ちたい思いが強い方が勝つと思うので、そこを大事に準備したい」と語った。

 悔しい経験からチームを作ってきた。6年ぶりの出場となった前回は初戦(2回戦)でV候補の大阪桐蔭(大阪)と対戦も0―6の完封負け。その反省から前線から守備を徹底するよう意識付けた。8月の全国高校総体(三重)では前回の選手権8強の明秀日立に2点を先行しながら終盤に追いつかれ、PK戦の末初戦敗退。星野主将は「2つとも全く違う負け方だけど、どちらも悔しかった」と反省。県予選では全試合完封で頂点に立ち、守備面の成長を見せた。

 山形県勢は2007年度から11大会連続で初戦敗退。「今までの借りを返したい」と待望の白星奪取に向け、力を込めた。

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