【甲府】クラブ初の4強&アジア王者撃破へ上野監督「一丸で戦う」…21日に天皇杯準々決勝・鹿島戦

スポーツ報知
選手に指示を出す上野展裕監督(手前)

 J2甲府は20日、山梨・韮崎市内で天皇杯準々決勝のJ1鹿島戦(21日・中銀スタ)に向けて最終調整。セットプレーや攻守の戦術確認などを行った。

 鹿島に勝利すれば、クラブ初の4強進出に加えてアジア王者撃破というダブルでの快挙となる。上野展裕監督は「ここで鹿島と戦えるのは願ってもないこと。みんなやる気満々。一丸となって戦いたい」と気合。J2リーグ戦では9位に終わり最大目標の1年でのJ1復帰は逃したが、天皇杯の舞台でのジャイアントキリングを誓った。

 選手たちも闘志満々だった。MF小塚和季は「(鹿島が)自分たちより格上なのはみんなわかっていること。そういう相手とやれるのは楽しみ」と言葉に力を込めた。MF佐藤和弘は「クラブ初のベスト4という記録がかかったときに一員としていられるのは幸せなこと。上(のカテゴリー)の相手とやれるチャンスはなかなかない。勝ちたい」と血をたぎらせていた。

サッカー

×