【清水】MF石毛秀樹、決めるぞ有終弾 2戦ぶり先発濃厚「終わりよければ…」

スポーツ報知
2試合ぶりの先発が濃厚となった石毛

 J1清水エスパルスのMF石毛秀樹(24)が28日、“有終の美弾”に意欲を示した。12月1日の最終節・長崎戦(トラスタ)は、出場停止のMF河井に代わって2試合ぶりの先発が濃厚。4月25日の名古屋戦以来となる今季2号を挙げて、シーズンを締めくくる。

 この日の戦術練習は河井に代わって、白崎がボランチでプレー。石毛は空いた左MFに入り、軽快な動きを見せた。「ラストしっかりゴールを決める。終わりよければ、すべてよし」と不敵に笑った。

 立田と河井が救急搬送されるなど、大荒れとなった前節の神戸戦は後半36分から出場。同ロスタイムにウェリントンの強烈な肘打ちを顔面に食らったが、その後も難なくプレーした。「何も痛くなかった」と強靱(きょうじん)さはチーム随一だ。

 清水は9月21日のG大阪戦で1―2で敗れたあと、6戦負けなし(4勝2引き分け)。J1で7戦不敗なら2010年以来、8年ぶりとなる。「悠悟(立田)、河井君、(23日に死去した副社長兼GMの)久米(一正)さん、(引退する)兵働さん…。そういう人たちへの思いを背負って戦わないといけない」。岡山への期限付き移籍を経て復帰した充実の1年の最後を、派手な活躍で締める。(武藤 瑞基)

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