【鹿島】FW鈴木優磨、MF三竿健斗が負傷でクラブW杯欠場へ…主力2人離脱の大ピンチ

スポーツ報知
後半終了間際、鹿島・鈴木が右太もも裏を痛める

◆天皇杯▽準決勝 鹿島0―1浦和(5日・カシマスタジアム)

 鹿島のFW鈴木優磨(22)とMF三竿健斗(22)が、ともに負傷のためクラブW杯(15日~・UAE)を欠場する見通しとなった。クラブ幹部が「(UAEには)連れていかない」と明言した。

 鈴木は浦和戦の後半ロスタイムに右太もも裏を負傷。試合後は足を引きずりながら報道エリアに姿を見せ、「まだ診断結果が出ていないので」と前置きした上で「(クラブW杯開催地の)ドバイは無理だと思う。初めての箇所です」と肉離れを示唆した。三竿健も股関節の痛みを訴えており、先発出場した日本代表のキルギス戦(11月20日・豊田ス)を最後に実戦から遠ざかっている。

 クラブW杯では初戦の準々決勝で北中米カリブ海王者のグアダラハラ(メキシコ)と対戦。勝ち進めば準決勝で欧州王者Rマドリード(スペイン)と戦うが、ここまで過密日程の中で奮闘してきた主力2人の離脱は大きな痛手となる。

 試合は前半27分にCKから失点し、最後まで浦和の守備包囲網を崩せず準決勝敗退が決まった。DF内田篤人(30)は「ここまで試合を多くこなしながら頑張ってきた。最後までみんなで戦いたい」と前を向いた。

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