【横浜M】中沢が17回目被災地訪問、小学生と笑顔で交流「引き続き支援していく」

スポーツ報知
宮城・坂元小学校の5年生とカレー昼食を取る横浜M・中沢(中央)

 J1横浜MのDF中沢佑二(40)が6日、2011年の東日本大震災で被害を受けた宮城・山元町の坂元小学校を訪れ、5、6年生の児童らと触れ合った。中沢は震災後、復興支援をライフワークにしており、公式な被災地訪問は今回で17回目。坂元小学校へは4年ぶりの訪問、激励となった。

 5年生の教室で給食をともにするなど、中沢は児童らと終始冗談を交わし、笑顔。親族を津波で亡くした横山文哉くん(11)は憧れだった人の再訪に「ずっとテレビで見ています。とても40歳には見えない。おばあちゃんが理髪店をやっているので髪を切ってもらいたいけど、髪の長い中沢さんはかっこいい。まだまだサッカー、頑張ってほしいです」と喜んだ。

 小学校訪問に先立って、同町の津波による被害を受け、現在は更地となり、建物だけが依然残っている旧中浜小学校を見学した中沢。「まだまだマスコミが伝え切れていない被災現場を、改めてかみしめました。引き続き僕らも支援していくし、被災地の子供たちには是非好きなこと事を一生懸命して将来の夢を見つけてほしい」と継続的な支援を約束した。(村上 新太郎)

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