【仙台】来季6年目の指揮をとる渡辺監督「大きな悔しさを糧に成長した姿を見せる」

スポーツ報知
壇上であいさつを行う渡辺監督(右は野津田、カメラ・小林 泰斗)

 J1ベガルタ仙台は10日、仙台市のウェスティンホテル仙台でスポンサー謝恩パーティーを開催した。スポンサー関係者、サポーターなど約400人の出席者の前であいさつした渡辺晋監督(45)は、9日の天皇杯決勝で浦和に敗れた悔しさを糧に、就任6年目を迎える来シーズンのさらなる飛躍を誓った。

 9日の浦和戦では、前半13分に、MF宇賀神友弥(30)にスーパーミドルをたたき込まれ、0―1で敗戦。仙台イレブンは粘り強く戦い、終盤に決定機もつくったが、ネットを揺らすことはできなかった。

 来季も仙台で指揮を執る渡辺監督。パーティーのあいさつでは、「決勝まで進んだ少しの自信と、(決勝で敗れた)大きな悔しさを糧に成長した姿をみなさんに見せることを約束します」と来年に向けて意気込んだ。選手代表であいさつをした3人主将の1人・MF奥埜博亮(29)も、「グラウンドから優勝チームを見る悔しさは一生忘れません。来年もっと成長した姿を見せたいと思います」と闘志を燃やした。

 今季仙台はリーグ戦でトップ5入りとカップ戦で決勝進出を目標に戦った。リーグ戦での順位は11位。第26節時点で4位につけていたが、残りの8戦で1勝1分け6敗と失速した。天皇杯ではクラブ初の決勝進出を果たした。来年こそ上位進出、そして初タイトル獲得を目指す。

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