【清水】MF竹内涼、残留に前向き「評価してもらえた」

スポーツ報知
契約更改後、報道陣の取材に応じる竹内

 J1清水エスパルスは10日、契約更改を開始。今季限りで契約が満了となるMF竹内涼主将(27)はクラブから延長の提示に前向きな姿勢を示した。

 プロ10年目の今季は第15代主将に指名され、ピッチの内外で奮闘。若手とベテランの橋渡し役として密にコミュニケーションを取り「試合以外の部分も評価してもらえた」と納得の表情を浮かべた。「正式には何も決まっていない」とした上で「気持ちはそう(残留)」と明言。今後は代理人を通じた交渉に入る見込みだ。

 この日、DF角田の契約満了が発表されるなど、今オフは複数のベテランが退団する。「今後どういう編成になるか分からないが、僕ら中堅がどう振る舞うかが大事。ひとり一人の責任が増すと思う」。時に若手を鼓舞しながら、チームの進化に貢献する覚悟だ。

主将ボランチ 9月15日の柏戦では、104試合目の出場でJ1初ゴールを挙げた。来季も不動のボランチとしてチームのど真ん中に座ることが期待される。「主将? それは自然に決まるもの。任されるなら」。オフ中は高校選手権に出場する母校・浜松開誠館の応援にも参戦する予定。来季も頼れる存在であり続ける。(武藤 瑞基)

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