年間最優秀ゴール賞は川崎の大島の一撃…イニエスタの前で決めた華麗なパス回し
スポーツ報知
Jリーグの年間表彰式「Jリーグアウォーズ」が18日、横浜アリーナで行われた。年間最優秀ゴール賞は10月20日(J1第30節)の神戸戦(等々力)で3―3の後半24分に川崎MF大島僚太が決めたゴールが選出された。
同ゴールは中盤からMF中村が右サイドに展開。DFエウシーニョがFW知念とワンツーし、中央の家長へ。MF家長がヒールで流したところにMF大島が走り込み、FW小林とワンツーでペナルティーエリア内に進入し、最後はGKの手前で左足でゴールに突き刺した。
相手の神戸には圧倒的なパスサッカーを誇るスペインの名門バルセロナでプレーしたMFイニエスタが在籍。その目の前で“日本のバルセロナ”が見せた華麗なゴールだった。試合後にアシストしたFW小林も「イニエスタもきっとああいうパス回ししたいんじゃないかっていうゴールだった」と話し、「家に帰ってもう一度映像で見たい」と話すほどのものだった。
大島は受賞が発表され、「ベストゴールっていうと、豪快なゴールのイメージが僕自身もありますけど、僕たちがきれいなゴールをベストゴールとして選んでいただいたので、来年もこういったプレーを出せるようにしたい」と喜びの声を発した。