【磐田】川崎・森谷、山形・中山が新加入 名波浩監督「強者に立ち向かうシーズン」

スポーツ報知
新体制発表に出席した森谷と名波監督(中)と中山(右)

 J1ジュビロ磐田は12日、磐田市内で新体制発表会見を行った。名波浩監督(46)、加入するMF森谷賢太郎(30)=川崎=、FW中山仁斗(26)=山形=らが出席した。

 名波監督の眼光が鋭く光った。「昨季16位で17年であれば自動降格していた。私の4人のいる子どものうち1人が『ゾンビ磐田だね』と。一度死んでもはい上がる、ゾンビなる我々がいかに強者に立ち向かっていくかというシーズンになる」。一昨年までの規定ではJ2自動降格だったが、J1参入プレーオフ決定戦でJ1残留を決めた。

 党勢回復に努める。「今季はイバラの道。ジュビロ党、名波党の支持率が下がっている中、支持率回復のため全力に取り組んでいく」と“公約”を掲げた。一方で順位や勝ち点など具体的な目標設定は避けた。

 今季の現時点での新加入は森谷と中山のわずか2人で新人は現在0人だ。ルーキーが0でシーズンを迎えれば94年のJ参入以来初。服部年宏・強化本部長(45)は「2人しか獲っていないが、昨季若手が成長したことを計算に入れた結果」としぶとくJ1を戦い抜く。(山田 豊)

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