【札幌】タイ・キャンプ5日目にいきなり実戦!ペトロ監督「状態を上げていきたい」

スポーツ報知
タイキャンプに向けて笑顔で出発する、J1札幌MF宮沢(左)とDF福森

 J1北海道コンサドーレ札幌の生き残りをかけた戦いが、幕を開ける。札幌は13日、14日からタイ・チェンマイで行う1次キャンプに向け、札幌を出発した。2月23日の開幕アウェー・湘南戦へ、タイ、沖縄、熊本と40日間にわたる長丁場のスタートに、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(61)は「タイでしっかり状態を上げていきたい」と基礎を作っていく。

 新加入が7人と、昨季J1でクラブ最高の4位となったチームは大きく変わる。ペトロヴィッチ監督はタイでの目的の1つに「昨年の復習」とも挙げた。2年目の指揮へ、まずは昨季同様に対人練習を中心に、残留したメンバーにはより教えを染みこませる。新たな顔ぶれには「学んでいく時間としたい」と、しっかり理念をたたき込む。攻撃的スタイルの基本を、タイでの2週間で浸透させていく。

 定位置争いは早々に始まる。キャンプ5日目の18日に今季初実戦を予定している。28日の滞在まで3試合を消化し、適正を見極める。MF宮沢裕樹主将(29)は「最初から競争だが、しっかりコミュニケーションを取りながらチームとしていい雰囲気作りにつなげられれば」と心構えを口にした。(砂田 秀人)

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