【高校女子サッカー】常盤木学園、悔し準V…沖野るせり「来年は2冠」

2019年1月14日6時0分  スポーツ報知
  • サイドを攻め上がる常盤木学園・沖野(カメラ・遠藤 洋之)
  • 銀メダルを胸にする常盤木学園イレブン

 ◆女子サッカー 全日本高校選手権最終日 ▽決勝 星槎国際湘南1―0常盤木学園(13日、兵庫・神戸ユニバー記念競技場)

 決勝戦が行われ、東北第1代表の常盤木学園(宮城)は関東第3代表の星槎国際湘南(神奈川)に0―1で敗れ、6大会ぶりの優勝はならなかった。前半23分にFKで先制を許す苦しい展開。後半は終始攻め続けたがゴールは奪えなかった。MFとしてチャンスメークした沖野るせり(2年)は涙ながらに来季の2冠を誓った。

 無念のホイッスルが響くと、常盤木学園イレブンはピッチに倒れ込み、起きあがることができなかった。前半23分に豪快なFKを決められ0―1。圧倒的に攻めたが、相手の堅守の前にゴールを割れなかった。2年生ながら攻撃的MFで何度もチャンスを作った沖野は「本当に悔しい。1点を先に取られて焦りが出てしまった」と涙が止まらなかった。

 初優勝を飾った昨夏の高校総体と合わせ、チーム初の2冠を目指してきた。今大会は初戦で15年度と前回大会優勝の藤枝順心にPK勝ち。準々決勝で13、14年度連覇の日ノ本学園、準決勝で16年度優勝の十文字と常盤木が最後に優勝した12年度より後の優勝校を次々と撃破してきた。

 日ノ本学園戦で決勝点をあげたMF津田真凜(3年)が直前に左膝を故障し、松葉づえ姿でスタッフとしてベンチ入り。「真凜に全員で金メダルをかけよう」が合言葉だった。だが、高校総体初戦敗退から盛り返してきた相手の勢いを止めきれず、阿部由晴監督(56)が「慢心があったのかもしれない」と肩を落とした。

 表彰式。歓喜に沸く相手チームを涙ながらに見つめた沖野は「3年生は苦しいときにチームを引っ張ってくれた。来年は自分が大きな存在になって、2冠を取りたい」と決意を示した。2歳上でマイナビベガルタ仙台レディースFWの姉・くれあ(19)も今年の先輩たちも成し遂げられなかった最強のチームを作り、悔しさを晴らす。(遠藤 洋之)

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